思考拡張日記。

日々感じたこと、学んだことを文章にしています。

あらゆる記憶が混ざりあう。

あらゆる記憶が曖昧になっている。


過去に関わったことのある人間たちとの接触はどの様なものであったかが不確かだ。
当時の自分は、今の自分とはまるで異なる生命体に思える。
意識に、それほどまでに大きな乖離がある。

数多くの人々が通過していき、そこから少しずつ何かを学び得たり、思うところがその度にあったことは間違いない。

自分の今の人格に大いなる影響を及ぼした人物も多数いるのだろうが、それはもう潜在意識下に納められてしまい、はっきりとは判別が付かなくなってしまっている。



何もかもを変化させず一定のサイクルのなかで生きたいみたいな考え方をする人々もいるのかもしれない。
だが、人類は常に前進し、同じ環境を構築し続けるのは難しい。
そしてまた、その変化に適応していくことが我々には求められている。
適応出来ぬ者は排除されていき、時代の流れに取り残されていく。

新しい情報や文化を吸収し続ければ、ついていけるのか。
何もかもを受け入れる寛容性を備えていれば、発展的な人と呼ばれるのか。


確かに、柔軟性は必須であり、批判を繰り返すのみで他者を迎合できぬ者は狭い空間に居続けることになる。自己のフィールドのみを安息の地とする人生が待ち受けていよう。


何処にでもいて、何処にもいない。
そういった人間になることが大切だ。