何か1つのことを選び取ることは、他のモノを諦めるという話になるのだろうか。
1つのことを続けるということは、時間なり労力なりを要する。
いくつものことを並行してクリアしていくことは難解だ。
だが、諦めているとは思いたくない。
悩み抜いた結果であったり、自分にはこれしか出来ないと感じたからであるからだ。
いくら努力をしようとしても、全くもって関心のないことに関しては頑張りようがない。
興味を持てそうなことに対しては、気持ちを継続させていくことが出来る。
面倒であったり細かったりといった困難な作業であろうとも、興味があればどうにか乗り越えていける。
苦痛を苦痛のままに受け止めるのでなく、違った見方をすることが出来るようになる。
人生では日々、選択を迫られ続けている。
選んだという自覚すら持つことなく生きている人が多いかもしれないが、大小様々な決断の元に今を過ごしている。
選択を後悔する時間もない。
後悔したところで、その決断前に戻れる訳ではない。
今、自分が持っている手駒で次に何を出来るかということを考えることしか出来ない。
自分の理想とする形に近付くためには、何をしていくべきなのか。
何を次に選択するべきなのか。
それを考えながら生きていく。