思考拡張日記。

日々感じたこと、学んだことを文章にしています。

インターネットに文章を書くことは面白い。

インターネットで無限に情報を追いかけていると、どれだけ時間があっても足りないなと思う。

見ても見なくてもいいものばかりといえば、そうなんだけど、何か気になるものを1つ見つけるとそこから関連していって別のことにも興味が出てくる。

そんなに調べているなら、それをまとめ直してブログとかに文章として発信したらいいのかもしれないけど、そこまでの熱量は出てこない。

ライターとか、文章を生業として生きている人は、そういうことが苦にならない人たちなんだろうな。それどころか喜びでしか無いのかな。

かくいう自分も何かしら書くことは好きで、日記をネット上で書き続けることで心の安定を図ってみたり、気分転換に用いてはいる。

文章を作ることは特別な才能も必要とされないし、誰でも出来てしまうという手軽さがあるのに満足度は高い気がする。お金もかからないし、たまに反応を貰えてコミュニケーションもできるし、読んだ人がそこから何か思うところがあれば派生的にもなって面白いなと思う。

詩人の最果タヒさんが、ネット上の発言は川に投げ込んだ小石の様なものといった話を書かれていた。引用してみる。

ネットで公に何かを発言することは、だれかの自己表現の踏み台やソースになりにいくことだよ。コミュニケーションなんて期待しちゃダメだし、むしろそういうのが楽しくないと辛くなるよ。
湖に落とした小石のように波紋を生むだけで、跳ね返ってはこないインターネットが好き。

これにはすごく納得させられた。
的を射ている解釈の仕方だなと思う。

直接的にはレスポンスを得られなくても、そこに確かに存在しているし、それがどこかで何かに繋がっていくみたいな不透明感やその曖昧な距離感がネットの魅力なのだろう。

面白いな、インターネット。