思考拡張日記。

日々感じたこと、学んだことを文章にしています。

ゲームをすることで、現実世界をうまく生きていけるようになる。


ぼくはあまりゲームをしない。

昔は、暇だからゲームをしていたけど、心から楽しんでいたかといえば、そうでもない。
どちらかといえば、ほかにすることがないからゲームに興じていたなという感じがある。

なんで、やる気があまりなかったかといえば、キャラクターが育っても自分とは関係ないなという考え方にある。


だけど今は、ゲームをすることで現実を楽しく思えるんじゃないかとか考えるようになった。




頑張っても自分は育たない

昔は、どんなに頑張っても自分とは関係ないみたいな気持ちがあった。
ゲーム内のキャラクターのレベルが上がったところで、自分のレベルが上がるわけでもないし、いくら良いアイテムを入手したからといって自分が手にするわけではない。
どれだけゴールドを稼ごうとも、現実の自分の資産が増えていくわけでもない。

そもそも仕事みたいに面倒な作業が多くあるために、なんだか純粋に楽しめない。

めんどくさいな、同じようなことの繰り返しばかりで、とか1度考えてしまうと、そのゲームからは手を引いてしまうことが多多々あった。


異世界に旅行する気分でやる

だけれども、現実世界では体験出来ないようなことをバーチャル空間に精神的に入り込むことで、疑似体験できる装置なんだよなと考えるようにすることで、多少は楽しめるようになった。
一時期流行った、なろう系の小説じゃないけど、異世界に移り住んでみた気持ちでプレイするのがいいのかもしれないと思うようになった。


制約のある世界

異世界という非現実的な空間とはいえども、結局はプログラムで組まれた世界の中でしか自由に動くことはできない。
オープンワールドゲームは、自分のやりたいことを好きに出来て、シナリオ通りに動かなくていいとか自由度が高そうではあるけれども限界はある。
プログラムされてないことは、出来ない。
現実だって色々と制約はあるにはあるが、選択肢は無限に存在する。


ゲームをすることで、現実を見る目が変わる

最近思っているのは、現実世界を漠然と生きていくよりも比較対象としてゲームの世界を知っておくといいなということ。

現実なんて何もない、退屈だし辛いだけみたいなことを考えてしまうこともあるけれども、気持ちに余裕を持たせて、視野を広げてみると、いくらでも楽しいことが見つかる。1度も挑戦したことのないことがそこら中に無数に転がっている。
例えば、料理1つ取ってみてもネット上にあるレシピを全部作ることは数がありすぎて不可能だ。
1度も訪れたことのない場所は国内だけでも無数にあるはずだし、参加したことのないイベントやライブとかだって無限にあると思う。

まあ、選択肢が無数にありすぎて、逆に選べなくなるということは大いにありうるけど。

なのでゲームのなかで、選択肢が少ない空間でトレーニングしてから、現実世界をうまくプレイしていけばいい。