どうも、あびこさんです。
最近インドカレーにはまっていて、気になるインドカレー屋を見つけては食べに行っています。インドレストラン モニーズ藤沢 「ランチバイキング 980円」が最高においしかった。 - 思考拡張日記。
以前は、まったく興味がなかったのですが。
インドカレー屋に行くたびに思うのが、
デザートやチャイが激甘であること。
インド人は砂糖がそんなに好きなのだろうか…
気になったので調べてみました。
インドは世界最大の砂糖消費国
まず、砂糖消費量の世界ランキングを調べてみました。
農林水産省のホームページがヒットしました。
消費量1位はインド‼
インドの砂糖消費量は、27,200千㌧。2位のEU18,800千㌧。
8,400千㌧もの大差をつけての圧倒的な1位。
生産量においても、25,500千㌧で2位です。
インドの砂糖消費量は年々増加傾向にあることも図から分かります。
インドにおける砂糖消費量増加の原因は2つ。
1.インドの人口増加
インドでは、中国のような積極的な人口抑制政策が採られていないことから、近年の人口増加率も約2%程度で推移しており、人口増加は急速に進行している。人口が増加すれば、砂糖への需要が高まるのは当然と言える。
2.インドの経済成長
経済成長である。1991年から始まった新経済政策の下、経済の自由化が進んだ。それにより、近年のインドの経済成長率は顕著で、特に2000年代後半に入ってからは、9%を超える実質経済成長率を達成した年も少なくない。もともとは高価で手に入りにくかった砂糖が、経済成長による国民所得の増加により、身近なものへと変化したことが、砂糖需要を高めるもう1つの要因になった
砂糖はインド発祥
なぜそんなにもインドで砂糖の消費量が多いのだろうかと調べてみたところ、
砂糖はインドで誕生したということを知りました。
砂糖の語源は、「Sarkara=サルカラ」。古代インドのサンスクリット語で、さとうきびという意味です。この語源が示すように、砂糖は今から約2400年前の古代インドで誕生したと考えられています。
砂糖が世界史に登場するのは、紀元前4世紀、アレキサンダー大王のアジア遠征に始まります。インドに至る遠征時の記録に、「インドには、蜂の力を借りずに葦からとれる蜜がある。」「噛むと甘い葦・噛むと甘い石がある。」等々の記述があるからです。これらの記録から蜜を含んだ黒砂糖のようなものが作られていたのであろうことが想像できる。
参考リンク:
こうして砂糖は広まった~世界一周、砂糖の旅~ | お砂糖の「じつは…」 | 【スプーン印】の三井製糖株式会社
まとめ
なぜ、インドのデザートやチャイが甘いのか?
その理由は、インドが砂糖発祥の国であり砂糖消費量が1位だったからでした。
インド国内には、いたるところにケーキ屋や移動式アイスクリーム屋が点在しているそうです。
インド人は痩せているイメージがありましたが、インドに移住したらすぐに太ってしまいそうですね…。