思考拡張日記。

日々感じたこと、学んだことを文章にしています。

オープンワールドゲームを探索することの出来る人は現実世界も楽しめる。

どうも、あびこです。

オープンワールドゲームの楽しみ方について。

ぼくはひどくシンプルな思考しかできないので、せっかくのオープンワールドゲームでも最初から目的だけを達成することしか考えてないです。
なので、すぐにゴールを一直線に目指す。

それに反して、妻はわりと探索メイン。
その世界観を、マップ全体を、そして仕掛けを楽しむほうに傾いている。
すぐにゲームクリアすることを考えるのでなく、旅をするかのように歩き回ってゲーム内を過ごす。

なるほど。
ゲームの楽しみ方ひとつで、その人の生き方そのものが反映されているななどと考えてしまいました。

探究心の差

まず思うのは、探究心が旺盛かどうかということ。
そんなことは意味ないからと切り捨てたり、そのことに時間を割くべきでなく優先順位の高いものから順に実行していくべきだ、との機械的な思考は、探究心への悪影響があるのではと感じた。
いかに早く終わらせるか、無駄を省くか、などの時短法ばかりにぼくは目が行きがち。それでは本当の意味や価値、そして美しさに気付くこともなく過ぎ去ってしまう。

急ぐことで見失うもの

過程を楽しむことなく結果さえ手に入ればいい。得られる最終的なリターンだけを求めて、間の面倒な行程はすべて飛ばしてしまいたいとの考え方はとても現代的だと感じる。
本や映画といったコンテンツを消費する際にも自分で実際に読んだり観たりしたうえで考察を深めるのでなく、ネット上に無数あるレビューを読むのみで理解したつもりになる。人が考えた結果を自分の見解とする。
食事にしても、食べログを始めとしたレビューサイトの評のみであの店は不味いだの美味しいだのと決めてしまう。1度も実際に店舗へと足を運んでみることもせずに。
自分だと思い込んでいるものは、すべて人の意見や感想でしかないことを忘れてしまっている。
失敗をしたくないハズレを引きたくない、無為な時間を過ごしたくないとの効率重視の姿勢の結末だと言えます。

ゲーム内という限られたシステムのなかでの自由を堪能

ゲームシステムはプログラムされたものであり、オープンワールドとはいえ限られたモーション、イベント内での自由でしかありません。現実世界に比べれば圧倒的に狭い空間です。空を飛ぶことや魔法を使うなど、逆にリアルでは不可能なこともできる空間ではありますが。
そのなかで最大限にどう遊べるか愉しみを発見していくことができるか、その力量は現実世界でも有効なのではと思います。

どの場においても、世界の美しさ面白さ、
深さを追求できる人は強いと感じます。
その手の人になるには、想像力であったりユーモアのセンスも必要かなと思いますね。