SF作家の森博嗣さんの本をこのまえ読んだ。
『「思考」を育てる100の講義』
- 作者: 森博嗣
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2014/09/12
- メディア: 文庫
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その本の中で、すごく共感する話題が出てきた。
好きでも嫌いでもでもない人を増やしなさい。
どうしても、人はみな、あの人は好きだとか、嫌いだとか、どっちかで判断してしまう。
好きな人ばかりならいいが、嫌いな人だらけだと、生きにくくて仕方がないだろう。
心の中だけで思ってるなら別にいいが、ついついそれを口外してしまう。
「いやー、実はアイツ嫌いなんだよね」なんて言おうものなら、その噂はすぐに、相手までに伝わる。
そうなれば、相手もこちらのことを悪く思うようになるし、そんなツマラヌことで敵を増やしてもしょうがない。
どっちでもないってのが一番いい。
食べ物はきっと好きでも嫌いでもない物がたくさんあるだろう。
誰かに聞かれても、んー、普通かなーって答えるようなものが。
それと同じで、人に対しても、んー、普通かなーって感じの、いわゆる中間の人を増やしていけばいい。
そういう生き方をしておけば、変な派閥問題に巻き込まれることも無いし、なんとなく何処にも属して無い、自由な存在になれると思う。
何も考えてない。
というか、ぶっちゃけたことを言おう。
僕は本当は何も考えてないだけなのだ。
全てどーーーーでもいいのだ。
周囲の人間なんて基本的には興味が一切ない。
自分のことや仲良い人のことで忙しくて、そんな暇はない。
今度の休日は何しようかなとか、自分のことで精一杯だ。
世間では、ベッキーが不倫してどーのこーので盛り上がったりしてたが、最高にどうでもいい。
周囲のことや、他人のことに、噂話などで、そんな一生懸命になるのは、よっぽど自分が無いからだろう。
おしまい。
世の中はなんでも両極端である。
好き、嫌いでも判断しすぎだ。
どっちでもないってことはたくさんあるはずなのに、どっちでも的な発言は許されない。
変な世の中だな。