思考拡張日記。

日々感じたこと、学んだことを文章にしています。

引用をしない。ネット記事を書くにあたり、本の引用をあまりしない理由について。

最近、あまり本の引用をしない。単に引用が面倒であるという事もあるのだが、読んで正確な記憶をしていないという事が主な理由だ。

それならば、本を読み返して、それを見て、引用を書けばいいだろうと思われるかもしれないが、残念な事にだいたい読み終えた本は全て売っているので、部屋にはお気に入りの本、買ったばかりの本以外は置いていない。そして、お気に入りの本というのは、わざわざネットに引用文を書き写し、それについて論じるということをする気にあまりなれないのだ。それよりも1分1秒を惜しみ、次なる何か面白い本を手に取る事のほうが魅力的に思えるのだ。よって、いつまでも引用を使った記事を書くことが出来ないのだ。

しかし、自分がブログを見るとなると、引用を使ったものを読むことが多い。

何処の誰か分からない人の論じる話よりも、有名な著者が書いた文章の方が、なんだか信ぴょう性もあるし、心にも届く気がする。しかし、これはあくまで気がするだけだ。

本当に良い文章を書く人であれば、正直なところ、有名無名問わず、読みたくなる。

よく分からない人が、しっかりとした文章を書いていると、だんだんその人に興味が湧いてくる。どんな人なのであろうか。実はすごい人なのではなかろうか。こう、想像が膨らむ。引用を使わなくとも、良い文章を書く人はどういう人なのであろう?

そういう人たちは押しなべて読書家である。

かなりの冊数をこなしている人たちである場合が圧倒的に多いのだ。

要は知は隠し切れないということなのであろう。

ちょっとした文章を書いているだけでも、頭の中から知が溢れ出しているのが伝わってくる。そういう人たちの文章は引用無くとも非常に面白い。

むしろ、引用がかえって、彼らの魅力を半減させる。

こう考えることにより、僕は引用をやめた。

ホントはサボっているだけなのではあるが。。。笑