先日、読みました『何歳まで生きますか?』。
この本のなかで、なるほどなと感じさせられた言葉がありました。
気になるものは色々とあったのですが、特にそう思ったのがライターの平民金子さんの言葉。
書く人間と感じる人間の2人がクリエイターのなかにいる。
というもの。
自分はこれまでその2種類を混同して捉えていました。
感じたものを感情のままに書けばいいという認識
自分の心が揺さぶられたその状態のままで書いていくのでなく、第三者的な視点のもとに文章を作っていくという手法があるということを理解していませんでした。
文章を作るのならば、これはもう常識なのでしょうが、分かっていませんでした。
確かに、感情に任せた状態で書いていくと伝わりにくいものが仕上がってしまったり、また、自分よがりなものが出来上がります。
小説も書く人間である必要性がある
ブログなどで文章を書く時のみならず、小説などの空想上の創作物を制作する際にも、この感覚は求められるのであろうと思います。
状況説明を行うにしても、あまりに自分視点により過ぎたものでは、読者に伝わりにくくなり、それは読み辛い悪文になってしまうと考えられます。
今後はなるべく、書く人間と感じる人間とを区別していこうと思います。