今現在、自分の職に誇りを持て、心の底からこの仕事に就けてよかったと胸を張って言える人がいれば、それは本当に羨ましいことだ。なかなかにそこまで言い切れる人というのは少ないだろう。それはとても幸せなことだ。
残念ながら僕はそうは言えない。嫌で嫌で仕方が無いのかというと、そういう訳でもないが、したい事というわけでもない。だが、一応はお金が貰えてそれにより、生活が出来ているとなると、今の職を捨ててしまう訳にもいかない。28というそれなりの年齢にさしかかり、転職も気軽に出来ない年となったため、今の仕事を続けておくことが懸命な判断である。
だが、それに満足して、それ以上を望まなくなってしまうことだけは避けたいと思う。
それ以上を望むと言うのは、収入アップという短絡的な話でなく、自分自身を楽しませ、自分のスキルを生きるチカラを強くしていくような、仕事、取り組みをしていきたいと考えている。
生きるチカラというのは、どういうものであろうか?
それは何の職に就こうとも、役立つ能力である。
例えば、文章。
これは立派な生きるチカラだ。何の仕事をしようとも、文章を書くのが早く、また、分かりやすく、センスのあるものを産み出せれば、かなり需要がある。
それだけで、周囲から一目を置かれる可能性はある。
次に、デザイン。
デザインというのは趣味の領域であるようで、実は大切な素質だ。
世の中のあらゆるモノは全てデザインされている。今あなたが、手にとっているスマートフォンだってデザインされている。これも、どの業界にいこうとも、役立つ能力だ。
最後に、ウェブ。
今、あなたはこのブログを何を使って見ているか?それはウェブだ。インターネットだ。いまは何をするにしてもサイトにアクセスし情報を得ることがスタートとなる。
世の中のあらゆるサービスを利用するとなると、ネットが手っ取り早く、また、コストも安い。低コストでサービスを提供するには、ウェブの力を利用するのが一番だ。
文章、デザイン、ウェブ。
この三要素は、今後必ず必要な力となってくるだろう。
いや、これからと言うわけでなく、もうここ20年位は重要視されているだろう。
今は、誰でもネットを通して稼げる時代であり、そこに未来がある。
それを利用しない手はない。そうなると、三要素の力は必須の能力となってくるだろう。
僕が未来を考えた結果この結論に至った。
自分が将来どうなっていきたいか。いまの仕事で満足し、給料の範囲でダラダラ過ごしたいというのであれば、其の金で酒を呑み、ギャンブルをし、買い物を愉しめばいいと思う。だが、それ以上の何かを掴まえたいと考えるのであれば、今後どのような能力が大切か考えてみることをオススメする。