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思考拡張日記。

読者と料理とネットが趣味です。

2017年 第11回「ニート祭り」に行ってきました。


本日「ニート祭り」に参加してきた。



参加するかどうかを直前まで悩んでいたら、いつの間にか募集を締め切られていた。

「今回はもうダメだな。。」と諦めていたのだが、Twitterでチケットを譲ってくれる方を見つけ、ギリギリ滑り込みで参加可能となった。


会場は田園都市線「池尻大橋駅」から徒歩10分ほどの所にある、がやがや館という地域のコミュニティセンター。


以前からphaさんの本を読んだりブログを見ていたので、生で話を聞いてみたいなと思い出掛けた。


【目次】

ニート祭りとは?

毎年、2月10日(ニートの日)に認定NPO法人ニュースタート事務局が開催するイベントのこと。

参加費は500円と、とてもリーズナブル。

主催のニュースタートとは、ニート、引きこもりの若者の社会復帰を支援しているNPO法人である。
【引きこもり支援】ニートや引きこもりの若者が自立するまでを支援する施設/NPO法人ニュースタート事務局



第11回「ニート祭り」のプログラム


1部:朗読劇

ニート祭りを主催しているNPO法人ニュースタートのスタッフたちによる劇。
うまく生きることの出来なかった若者たちが、ニート支援のNPOと関わるなかで、どう社会と向き合っていけるようになったかの物語だった。

どの人も結構キャラが立っていて普通に面白かった。

2部:トークライブ

ニュースタートのメンバーと、ゲストのPhaさん(@pha)葉梨はじめさん(@banashi)を交えてのトークイベント。

ニート的に生きるとはどういうことかについての話がされた。

葉梨さんは、和歌山の山奥でニートを集めて共同生活をされているとのことで、その生活ぶりはどういったものであるかとかも知れて興味深かった。


ニートにおける4類型

トークライブのなかで働かない若者たちの分類は4パターンある、みたいな話が出てきた。

  1. 夢追い型
  2. なんとなく型
  3. 暴君型
  4. 友達親子型


自分に当てはまるとしたら「夢追い型」だろう。といってもずっと働いてきているわけでニートという訳ではないけれども、今でも何か他に生きる道があればいいなと常に考えているので「夢追い型」で間違いない。


「異能者ニート」と「普通ニート」

かんぶれさんが書いているように「異能者ニート」たちと「普通ニート」の人々の温度差というか、方向性の違いみたいなのは強く感じた。


「普通ニート」の方々は、自分の現状や生き方に負い目というか苦しみを何処か覚えつつ、どうにかマイナスからゼロのラインまで引っ張ってきて生きている感じがする。

しかし「異能者ニート」のお二方は、自分の世界を新たに作り出し、今のままの自分でも生きていける環境を生みだしていく力を備えているという感じがした。新たにシステムを構築していっていると言えよう。

phaさんの場合はギーグハウスというシェアハウスを運営し、そこに集まって住むことで生活費を掛けず、生きていけるようにした。
またプログラミングを学んでサイト作りで広告収入を得たり、独自の価値観をネット上に文章で載せ続けることで、本の出版やコラム連載にもつながり印税も得ている。


葉梨さんは、人里離れた、限界集落のような山奥で共同生活を行うという、普通ではハードルが高くて挑戦出来ないようなことに挑まれている。
またその環境に適応し、サバイバル術を身につけ、ゼロ円生活を行われている。
今現在では男しかいないので、そのうち女性にも来てもらい村として形成していきたい、との展望も語られていた。


自分は物理的ニートでなく、精神的ニートだと思った


今日のイベントに参加していて、自分は働きたくないと思ったり、楽に生きれる方法は無いものかと考えていたりするけれども、実際に仕事を辞めてしまいたいとまでは感じてはいないのではないかと思った。

現実社会に未練があるというか、至って普通とされる標準の生き方をなぞりつつ、そこにニート的感覚を足していくような生活スタイルを求めている気がした。






他人の生き方を真似しても意味はない

phaさんや葉梨さんの話を聞いていて、自分なりの幸せを見つけだすには、誰かに頼るのでなく、自分で道を開拓していくしかないなという感覚を強く持った。


誰かに救ってもらうよりも、自分で自分を救う仕組み、思考の枠組み、を作り上げていくことが重要だと感じた。



行動を増やし、新しい環境・場所を見ることは大切


参加者からの質問で「どうやって仕事や仲間を見つけていけばいいのか」といった感じのものがあった。

それに対するphaさんの答えは色んな所に顔を出していくことだった。

これは本当にその通りだと思う。

自分はなるべく、これまでにしたことの無いことに挑戦したり、まだ行ったことのない所へ出掛けるようにしている。
今回の「ニート祭り」参加だってその内の1つだ。

そうやって知らない世界を少しずつ減らしていくことで、自分の中で小さな変化が積み重なってくる

その変化がすぐに何かの役に立ったり、そこからお金が発生してきたりするかは別として、思考が深まっていく感覚はある。

知り合いを増やすには、ボランティアがいい。

具体的にどの様に出れる場を増やすかの方法についても話されていた。
1番いいのはボランティアに参加することみたいだ。




自分に出来る範囲でいい

新しいことに挑戦しなければいけない、みたいな思い込みや、脅迫概念を持ってしまうと、それが苦痛に繋がってくるし、嫌になってしまう。
なので自分のペースでいいし、嫌になったら途中で抜け出してしまえばいい。

今日だって、ちょっとキャパを超えてきたので、懇親会は離脱してしまった。
大人数で長時間、居続けることが無理だ。
少人数なら平気なのだが。



こんな世界もあるのだなと知れて、楽しかった。


最後に、朗読劇にも出られていたニュースタートのショクさんの名言で締めくくりたい。


自分も今の労働や、生活スタイルの全てが思い通りにいっているわけではない。
だけれども、そんな不完全な幸せの形でもいいかなと思えることが、幸せなのだろう。




phaさんにサイン貰おうかと、本を一応持っていっていたので、声かければよかったな。。。


(関連記事

トークライブ中に出てきた話題について書きました。