ザ・ノンフィクション 「会社と家族にサヨナラ…ニートの先の幸せ」に怒っている人たち。
phaさんのフジテレビ「ザ・ノンフィクション」前編、後編が放送終了しました。
放送を観られなかった人は、YouTubeやdailymotionなどの動画サイトを少し検索してみれば、すぐに動画が見つかりますので、観てみてください。
phaさんについては、ある程度知っている前提で話をすすめますので、詳しい説明は割愛させて頂きます。
放送に対する反響としては、結構批判的な意見も多数集まっているようです。
https://t.co/xyWqvX19J5 #ザ・ノンフィクション
— pha@ザ・ノンフィクション6/25 (@pha) 2017年6月25日
どんな感じの批判かと言いますと「働きたくない甘え」、「納税しろ」、「なんか臭そう。ギーグハウス爆破したい」といった感じです。
#ザ・ノンフィクション pic.twitter.com/DsDrrAxwMI
— インストロール (@arclisp) 2017年6月25日
ニートといっても、phaさんたちは、親元で暮らして引きこもっている訳でなく、自立して、独自の文化や世界観を作り、スキルも身に付けている集団です。
多分、そこに嫉妬というか、うまい具合に人生の抜け道的なモノを見つけ出していることに腹を立てているのではと感じました。
世の中にはまだまだ「何処かの組織に属して働いている」ことや「普通の生き方をする」ことに執着している人たちが沢山いるのだなと学びました。
「当たり前」として幼い頃から刷り込まれてきたモノを疑ってみる力が不足しているのだと思います。
もっと言うなれば、誰かの考えを自分の考えと思い込んでいるのでしょう。
上(親や学校や会社)から言われた通りに従って生きることが当然であり、異端者は弾かれるべきだという文化は根強くあるのだなと感じました。
その思い込みの社会が生き辛さを産んでいると感じたと同時に、まだまだチャンスは多数転がっているのだなと思いました。
賢い人間が増えすぎるとチャンスはなかなか巡って来なくなります。ですが、ただ頭を遣ずに言われた通りのことをやっているだけの人々が多数いることで、出し抜いていくことが可能となります。
「好きなことだけを追求することは出来ない」
「したくないことに人生の時間を費やし続けなければならない」
「苦労して生きることは偉い」
これを信じて生きている人たちがいる限り、面白く生きていくことが出来ます。
2週に渡るphaさんのザ・ノンフィクションを観て、その様なことを考えました。
新刊も面白かったです。
ひきこもらない