過去の知り合いを、呼び戻さないこと。
過去の人間を無理矢理引き戻しても、良いことはない。
自分の元から去った相手を探し出して連絡を取るようなことはやめておいた方がいい。
関係性が終わったことに、意味はあったのだ。
生きる方向、思考の形状、が異なり、それ以上の関わり合いを持つことが困難になったことの表れである。
【目次】
去った人間の数だけ、新しい人と出会う
かつては、どれだけ親密な仲であったとしても、疎遠になっていくことは、頻繁に起こる。それは自然の摂理であり、わざわざ逆らう必要はない。何一つ、変化がなく、一定の環境を保ち続けるものは、この世に存在しない。
失った人間の数だけ、新たな出会いはある。積極的に自ずから働きかけることで見つかる関係もあれば、なにかの拍子に続いていくものもある。
人は成長し続ける
歳を重ねれば重ねるほどに、人は経験が増えていく。人は環境に支配され、どんな形にでも成れる。学生時代に仲睦まじく過ごした相手とでも、卒業し、それぞれの人生を歩んでいけば、その後の環境次第で、全く話が合わなくなることは多々ある。
そうなった時は、無理に付き合いを続けるのでなく、流れに身を任せていけばいい。
終わったものは戻らない
1度、終わってしまった関係を無理矢理修復したところで、その持続性はたかが知れている。
自分の記憶の中の相手を求め、また、その期待した反応を貰うことを待ち望んでいるとは思うが、そうなる可能性は低い。
絶望に面することとなるので、思い出は思い出として、残しておくだけに留めておくべきだ。