読書をしているだけで頭が良いと勘違いされるのでオススメですよ。
- 作者: 神田昌典
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2015/01/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ただ単に本を読んでいるというだけで、真面目だとか勉強熱心だとか頭がいいとか勘違いをされる。 実際のところは勉強も苦手であるし、熱心でもない。 しかしながら、「本を読む人=勤勉家」という印象を少なからず抱いてしまう現象により得をしている。 別段自分の中では漫画を読むこととなんら変わりはないと思っている。 漫画だと絵が主体になるため、どうしても文章量が少なくなってしまう。 それがゆえ短時間に読み終えてしまう。 しかし、本ならば1冊で数時間は潰すことが可能である。 内容にもよるが、ある程度の密度の濃さがあるモノであればあっという間に時間が経ってしまうだろう。
ブックオフの100円棚から仕入れてくれば税込み108円で、漫画本5~6冊分くらいの時間を楽しむことが出来る。コストパフォマンスは最高だと思う。 また漫画と違って、図書館に行けば新刊も揃っている。 仕入れを積極的に行っている図書館だと結構早い段階で揃えてくれる。 これにより、無料で楽しむことが可能となるのだ。愉快。愉快。
ゼロ円の喜びというのはこの上ない。 どうせ自分の楽しめる嬉しいことをするのならば、コストは限りなく無に近づくほうが嬉しい。 お金を掛けずに如何に楽しく過ごせるか。これを見つけ出していく工程に惹かれてしまう。
どうしても貨幣経済の世界に育ってきた我々は、快楽を得る対価としてお金を支払うことが当たり前と考えてしまう。 だが、ある程度の修行(?)を積むことにより、お金を掛けない遊びを開拓していくことが可能となるのだ。
1円でも多くのお金を稼ぐことを考えるよりも、遣うお金を減らす方法、ライフスタイルを考えてみることのほうが簡単だ。
例えば、「外食をしない」という公約を徹底するだけでも、月の食費は大幅にカットすることが可能となる。飲み会に一回参加したりなどすれば、3000~6000円が平気で飛んでいく。 しかしながら家での食事であれば、一回の買い出しに付き1300~1500程度で済んでしまう。 これだけでもいかに外食には無駄が多いか分かることだろう。 あと、これは一番大切なことなのだが「そもそも物を買わなければゼロ円である」という事実。 どうもこれを忘れてしまっている人が多い気がする。 セールで幾ら値引きされているとか、数量限定セールだとかそういった店の謳い文句に飛びついてしまう。これはもう金輪際やめにしましょう。 どれだけ安かろうが、どれだけお得だろうが、「買わない」という選択肢にはかなわない。
頻繁に買い換える必要があるものなんて世の中そんなに無いし、どうしても買わなければならないものなんて食品位のもんだ。 その食品ですら、食材を自分で栽培してしまうとかであれば無料となる。他には誰かに貰ったりなど。 お金を遣うという行為もクセである。習慣付いてしまうと、ついつい何か買うようになってしまう。 まずは、お金を出し渋るというクセを自分に付けて財布の紐を堅くしよう。
話が大幅にずれていってしまったが、ゼロ円生活はとても愉快なので是非とも始めてもらいたく、またその代表格である読書。読書をしているだけで「コイツ賢そうだな」なんて勘違いを産むことも可能なのでオススメする。