興味のないことについては、頭にこれっぽちも記憶が残らない。
少しでも面白いと感じたり、これは良いなと思えたものに関しては頭に入ってくる。
そうはいっても、受験勉強や試験勉強などであれば否応なく記憶する必要がある。
だが、働き始めてから全然覚えるきになれない。
働く上で必要な記憶は人の名前を覚えることくらいとなった。
仕事でのことは、必要な時にそのつど資料やらをチェックしたらよいだけで、要はすぐに確認できる環境を整えておけばいいのである。
そういうわけで仕事に関する知識ってのが頭にはいってこない。
それでも別に仕事を滞らせることなく業務に携われていっているので、このままでもいいかなという感じだ。
しかし、まだまだ世の中は暗記推奨派というか、いやに暗記することを盲信している。
別段、覚えておく必要のないことなのに、覚えているというだけで仕事が出来るとの評価が下されたりする。
それよりも、答えの用意されていない不測の事態のさいに自分の頭で考えて行動出来るような人間のほうを評価すべきだと思う。
また、人前で話す力を持っている人も評価すべきだ。
短時間で頭のなかで話の構成を考えて、それを口にしていく力。これが重要だ。
他には、資料を素早く読み取って必要な情報を抽出できる力も評価したい。
これは情報処理能力とでも呼べようか。
あとはメンタルの面であろうか。
何事もすぐにネガティブに受け止めてしまったり、すぐに凹んでしまう人が多いが、たまに全部ポジティブに受け止めることが出来る人がいる。そういう人は強い。
悩みも少ないだろうし、酒に逃げたりギャンブルに逃げたりと、現実逃避をすることもなく、効率的に生きていける。
仕事内容や会社の方針によって評価基準は変わってくるだろうが、自分としては上記のような能力が素晴らしいと考えている。