思考拡張日記。

日々感じたこと、学んだことを文章にしています。

この一年で思考は拡張されたのか。人生は頭の遣い方一つで豊かになる。


僕はこのブログを自己成長の為に使っている。
如何に自己プログラムを書き換え、どの様に頭脳内を変化させ、面白くしていけるか、それだけを考えている。その為のツールとしてブログを活用しているのだ。

僕は元々はノートにひたすら頭の中に湧き上がった考えや言葉を書き記していた。
毎日毎日飽きもせず続けていたのだが、段々と、どうせ書くなら誰かに少しでもいいから見られたい。頭の中を見せたいという、露出狂のような考えに至った。服は脱いでないが。
まあ、一人でアレコレ考えるのが寂しくなったのだ。例え、コメントが付かなくとも、アクセスがあるだけで、誰かに見てもらえたのだが、知ることが出来、嬉しい。

僕の考えていることを誰か一人にでもいいから、伝えたいだけである。

さて、この1年間、それとなく、継続して書き続け、どうにかこうにか、一年経った。ブログが1歳の誕生日を迎えたのだ。おめでとう。

ここで、ブログのタイトル名について述べたい。この、思考拡張日記。
この言葉の由来は、『TOKYO 0円ハウス 0円生活 (河出文庫)』で有名な坂口恭平さんの口癖だ。
ホームレスは次世代型の生き方であると提唱したり、建築家を名乗りながら、一軒も建築することなく、もう既にある空間を如何に活用するかという、面白い発想の持ち主である。
彼が『独立国家のつくりかた (講談社現代新書)』という本の中で、そういった思考の作り方について話している。頭の中を拡張させて、現実とは異なる、思考の世界を作り上げようと書いていた。

うおー、すごい。とにかくこの人はすごいぞ、何だか!
と、しばらく熱をあげ、自分もそうなりたいなとの憧れから、拡張という言葉を気に入り、タイトルに付けた。
それまでは、好き勝手にやるブログとかいうクソダサい名前を付けていた。

さて、そろそろ本題に入ろう。
この1年、ブログを続けてみて、どうだったのだろうか。どう変化があったのかについて書きたい。


■文章を頭の中だけで、構築できるようになった。
以前は、文章を作るのに非常に時間を要していた。
まず、箇条書きに、あらすじやら、起承転結を書こうとしたりとしていたが、今は完全に感覚だけで書いている。
先に話の道筋を用意しておくことは重要だろうが、何となくではあるが、それを頭の中で作れるようになった為、文章を書くことが楽になった。

■意味の分からないアイデアが浮かぶようになった。
僕は、何か新しいものを生み出すことが不得意だった。どう頭を使えばいいのか全くもって分からず、そういうのが出来るのは特別な人だけだろうと考えていた。
しかし、色々ブログを通して、頭をこねくり回し、本を読んでウームと色々うなっていたら、何か頭が働くようになってきて、面白いことが浮かんだりするようになった。
お陰で、物が無くても、頭の中の遊びだけで、ある程度時間を潰せるようになった。
これはなかなかに究極だ。

趣味:思考。

狂ってるとしか思われないような答えだ。


■今何が頭の中を支配しているのか知った。

自分が何を考えているとか、自分は何が好きなのかとか、すごく漠然としていて、あまり知らなかった。
だけど、ブログを書いていたら、何と無くそれを掴めるようになった。
だいたい、ブログを書くときは、その瞬間思ったことを、即記事にするため、思考の瞬間記録となっている。
お陰で、何を考えている人間なのかをよく分かるようになった。


■おしまい。

ブログは自分自身だ。

この1年、ブログを書き続けて、頭を働かせてきて感じたことは、この一言に尽きる。
自分が書いたのだから、自分自身てのは当たり前だけど、それを忘れてしまう時がある。


商品紹介ブログとかアフィリエイト系のブログなら、そうも言えないけど、自分の思った事をひたすらに書いてる人なら全員当てはまるだろう。

これからも書き続けていきたい。

来年の今頃が楽しみです!とかそういうテンションはこれっぽっちも無いけど、書くことが楽しいから、続けたい。


今回登場した本。

独立国家のつくりかた (講談社現代新書)

独立国家のつくりかた (講談社現代新書)

TOKYO 0円ハウス 0円生活 (河出文庫)

TOKYO 0円ハウス 0円生活 (河出文庫)



坂口恭平さんは面白い人なので、読んでください。