自分の主張を押し通し、他人を無理に説得しようとも何の解決にもならない。
見方を変えようと思えば、それは無限にパターンが存在する。
同じものを見ても、全く違う世界を見ていることは幾らでもある。
なぜ、そのような考え方をするのか、そのような行動を取るのかと責めることに意味はない。
人から見れば、全く意味の分からないようなことでも、その人にとっては心のバランスをうまく支えるための重要な行為であるかもしれないし、それを唯一の救いとしているかもしれない。
なぜ?と責めることを僕はやめた。
たまにそういう感情が湧いてくることもあるけど、今の自分の中に芽生えてるこの気持ちは一時的なものに過ぎないし、もっと他の考え方もあるはずだと踏みとどまるようにしている。
外から見れば、その人の内部でどのような考察が行われているか分からないので、心が広いとか思われることもあるが、まだまだ葛藤も多くある。
もっと自然にというか、常に穏やかな気持ちを維持できる人間になりたい。
悩んだり怒ったりと様々な感情を抱きながら生きていくのが人間なのだろうけれども。