思考拡張日記。

日々感じたこと、学んだことを文章にしています。

ちょっと変わった映画12作品を紹介しますよ<<ランキング形式>>

どうも、あびこです。

ぼくは映画を観ることが趣味なので、暇なときには家に引きこもってパソコンで何かしら観ています。

今回は、「ちょっと変わっているな」とか、「なんだか不思議な映画だな」とか思ったものを紹介したいと思います。普通なモノをおすすめしても面白くないですからね。

 

12位 マッド・ファット・ワイフ 

マッド・ファット・ワイフ スペシャル・エディション [DVD]

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 孤児院で育った気弱で人の良い主人公が、高圧的な鬼嫁たちに翻弄されながらも初恋の女性と再会したことを機に苦難に立ち向かう奮闘ぶりを描いたドタバタ・コメディ。

ずいぶんと無茶苦茶な内容ですし鬼嫁がマジでヤバいやつなのですが、押し切られて結婚してしまった人とかだと多少は共感できる内容なんじゃないかなと思いました。

鬼嫁役もエディーマーフィーがしています。エディーマーフィーは1つの作品のなかで何役も演じるのが好きですよね。最後は意外とハッピーエンドですし、わりと楽しめる映画だとは思います。

 

11位 ゾンビスクール!

ゾンビスクール!(吹替版)

ゾンビスクール!(吹替版)

 

 給食で出されたチキンナゲットを食べた女生徒がゾンビと化してしまう。彼女に襲われたほかの生徒もゾンビとなり、校内は一気に阿鼻(あび)叫喚の地獄と化す。

学校の先生たちが観るとスッキリするんだろうなーという作品でした。

ゾンビ化したクソガキ生徒たちをボコボコにしていきますので。

最後は「え、ここで終わるの!?」という感じなのですが、設定はそこまで悪くないんじゃないですかね。主演のイライジャ・ウッドが監修も務めたそうで、話題性は高い作品ですね。

 

10位 ソーセージ・パーティー

人間に買われることを夢見るスーパーマーケットの食材たちが、自分たちを待ち受ける運命を知ったことで決死の逃走劇を繰り広げるコメディーアニメ。

 とにかくめちゃめちゃ下品です(笑)

これでもかというくらいにシモネタがバンバン出てくる。

最後に食材たちが人間たちに勝ち、パーティーシーンがあるのですが衝撃的な映像です。可愛らしいキャラクターなので子どもと一緒に観てしまいそうになりますが、子どもにトラウマを植え付けることになりますのでお気をつけください。

9位 主人公は僕だった

主人公は僕だった (字幕版)

主人公は僕だった (字幕版)

 

ある日、歯を磨いていると知らない女性の声がどこからか聞こえてくる。その声はどこにいても何をしていても聞こえるようになる。実はいつの間にか自分は小説の主人公になっていて、そのナレーションが頭のなかに響いてくるようになっていたのだ。

その小説の主人公は事故で亡くなるというラストを迎えるという事実を知り、どうにかして作家にラストを変えてもらおうとする。果たして予期せぬ死を免れることはできるのか?

 

コメディですけど、この映画の主人公にとってはホラー以外の何物でもないですね。

いつの間にか自分の人生が他人に操られていて、そして、ラストまでもが人の手に委ねられているというのは恐ろしいです。非現実的な話ですけど、リアリティあふれる作品です。

 

8位 俺たちフィギュアスケーター

 ライバル同士だった男子フィギュアスケート選手が、男同士でペアを組むことになる爆笑コメディ。

実にくだらない内容なのですが、テンポがよく、子どもからお年寄りまで安心して観ることができるコメディ映画でした。

 

7位 ロブスター

ロブスター(字幕版)

ロブスター(字幕版)

 

 独身者であれば身柄を確保され、とあるホテルへと送られる世界。そこでパートナーを45日以内に見つけなければ、自身が選んだ動物に姿を変えられて森に放たれてしまう。

独身が罪の扱いの世界は異常と思われますが実社会とさほど違いはないんじゃないですかね。法的措置がないだけのことで、まだまだ、結婚しないことやパートナーを持たないことへのプレッシャーはあるなと感じます。ずいぶんと緩和されてきましたが。運命の人を見つけることが本当に幸せなのか?ラストを観れば、その疑問がある意味で核心に変わるかもしれませんね。

 

6位 ゾンビーバー

ゾンビーバー (字幕版)

ゾンビーバー (字幕版)

 

避暑地に遊びに来たバカな若者たちが、ゾンビ化したビーバーに襲われていくというパニックホラー作品。ジャンルとしては一応はホラーに入るのかと思いますが、まあコメディですね。制作陣が、お馬鹿コメディとして有名な『ハングオーバー』シリーズのチームですから。明らかにぬいぐるみ感丸出しのゾンビーバー軍団が、怖いというよりカワイイです。思いの外、グロかったりもしますのでちょっと驚くシーンもあるかとは思いますが。面白いですよ。

 

5位 あるメイドの密かな欲望

 20世紀初頭のフランス。パリからプロヴァンスへやって来た美貌のメイド、セレスティーヌは、ランレール家で小間使いとして働き始める。すぐに悪評の高い好色な主人から激しく求愛されるが毅然とした態度でそれを拒む。しかしそれが原因で厳格な女主人と対立するようになり、いじめのような理不尽な仕打ちを受けるようになっていく。

実に淡々としたストーリーで、映画の中の物語というよりもドキュメンタリーでも観ているような感覚になる作品でした。逆にそれがくせになるといいますか、静かに流れていく映像に引き込まれ、あっという間に最後まで観てしまった映画でしたね。

主演のレア・セドゥが美しかったです。

 

4位 アバウト・シュミット

 ジャック・ニコルソンといえばアクが強い役者で、ホラー映画『シャイニング』での怪演を思い出してしまいます。

ですが、もう本作ではただのおじいちゃんという感じに。

定年後に自分は何をしたらいいのか見失った老年者の悲しみみたいなものがうまく表現されています。唐突に妻には先立たれ、娘には邪険に扱われ、亡くなった妻が生前に自分の友人と浮気をしていた事実を知ったり…と不幸の連続。

自分は定年後に何をしたらいいのだろうか、と考えさせられる作品です。

 

3位 タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら 

 別荘を買って森のなかで楽しい休暇を過ごす予定が、大学生集団に間違って殺人鬼と思われてしまうタッカーとデイル。やられる前にやってやる!と、大学生集団になぜか命を狙われることに。でも、大学生たちはアホだからどんどん自分たちで勝手に死んでいってしまう。何もしてないのに。本当に史上最悪にツイてない奴らです。

2位 武器人間 

武器人間(字幕版)

武器人間(字幕版)

 

 スプラッターホラー作品。閲覧注意です。

ナチスドイツを題材にした、異色のアクションホラー。旧ソ連軍が隠し持っていたフィルムを公開するというスタイルのもと、ナチスドイツによる機械と死体を融合させた武器人間製造計画の行方を追い掛ける。

めちゃめちゃグロいんですが、武器人間のデザインはカッコイイしBGMもすごく良い。実際にナチスドイツは人体実験を行っていましたので、あながち何もかもが嘘というわけでもないです。まあさすがにこんなSF的な内容ではないですが…。

グロいのとか全然平気って人は、観てみても損はしないかと思いますね。

 

1位 ナポレオン・ダイナマイト/バス男

 製作費わずか400万円ほどの超インディーズ作品ながら、全米で大ヒットを記録した脱力系学園コメディ。アメリカの片田舎に暮らす冴えない高校生のイケてない日常が独特のダルなリズムで綴られてゆく。

 めちゃめちゃダサくて気持ち悪い主人公(ナポレオン・ダイナマイト)の、だらっとした学園モノ。まず名前がすごいですね、ナポレオン・ダイナマイトって(笑)

いつも目が半開きで口は開きっぱなしと、ヤバいヤツ感が満載。ですが、なぜかカワイイ女の子にモテたり、実はダンスがめちゃめちゃうまかったりと面白いやつなんです。

ちなみに、この映画が公開された当時、日本では『電車男』がヒットしていたので、それにあやかって『バス男』と邦題をつけられてしまいました。

ぼくもレンタルショップで『バス男』とのタイトルが付いたDVDを見かけた記憶があります。『電車男』をパロって海外で作られた映画なんだろうなと思って、まったく見向きもしなかったことを覚えています。本当はめちゃめちゃ面白い作品なので、あの時、観ておけばよかったと後悔してます。まあ、そのおかげで今になって楽しめましたが。

 

変わった映画を観ましょう

 こんなの誰が観るの?、と思う映画ほど観てみるといいんじゃないでしょうか。

変わった作品を鑑賞することは強みになりますよ。映画通のフリもできますし、人に映画をオススメするさいに意外性を発揮できますので。まあ単純に面白いから観ているだけではありますが。

人と違うことをするのは、どんなジャンルでも独自な感性を育むことになるかと思いますので、ぜひ、変わったものを楽しみましょう。

ここまでに挙げた映画はどれも面白いので観てみてください。